『……煌。』 「大丈夫だから、心配しなくていい。じゃあね。」 不安そうに俺を見る菜月に告げて、立ち上がった。 包帯は、もういい。 さっきよりも良くなったし。 鈍かったり、ドジだったりするのに意外な所に気付くから、困る。 まだ何か言いたそうだったけれど、俺は背を向けて離れた。 ――――――――――――― ――――――――