王様の、言うとおり




海よりもキングと一緒にいたいんですよ、絵美ちゃんは!



なのにせっかくの機会を海に行かせようとするなんて……。



ここは、マンガだったらもう少し話そう、みたくなるじゃない。


なのに冷たい男です。



絵美ちゃんが可哀想。

「そう……だね。高原くんの分まで遊んでくるね!」

「うん。」



遠ざかっていく気配。



絵美ちゃん……。



私は結局何もしてあげられない気がしました。



―――――周りの声は聞こえてきますが、私の周りは静寂。



雰囲気が涼しいです。