王様の、言うとおり




キングの手首から流れていた、鮮血……。



海に入ったらしみて痛いもんね。


手当てもさせて貰えずに出ていくしかなかったけれど、



昨日あの後、しっかり消毒したのかな……。



自分で手当てするの、大変だと思うけれど……。

私とした事が、今日は朝からキングの顔色ばかり伺っていて、手首は見ていませんでした。



「捻った。」



ポツリ、昨日の事が尾を引いているのかもしれませんが無愛想ながらにきちんと答えているキング。


「嘘っ!大丈夫なの?腫れてたり……「ちょっと。」え?」



絵美ちゃんも、キングの負傷を聞いて焦ったように高い声で狼狽えます。