王様の、言うとおり




もう一度、にっこり笑った亮平くんは、楽しそうにテントから出ていきます。


うぅ……。



初日から、迷惑をかけてしまった。

仕方なく、起こした上半身を倒して、バスタオルを体にかけます。


横向きになって、目を瞑れば聞こえてくる皆の騒ぐ声。



楽しく遊んでいる中、私はこうしてテントに横になってるなんて……。


寂しい。



早く治そう。

―――――――――――――


―――――――――



「………な……。」



「……って。」


真っ暗な視界の中、覚醒した意識。