王様の、言うとおり



視線が痛いです。



背中をつー……と汗が伝った気がしました。


これをどう言おうか。



いきなりで私の頭は回転しません。



「あ、森田来た!」

「え、どうかした……?」



隣からの鋭い視線が入口の方へ。



周りからの完全に誤解している目。


早く何か言わないと、とカラカラに渇く口で必死に言葉を紡ごうと努力していれば。



丁度部活の朝練から帰ってきた森田くんに視線が移動していきました。

突然の注目に状況が理解出来ない森田くんはきょとんとしてます。

私に突き刺さっていた視線も無くなりホッとしますが。



恐る恐る隣を見れば、キングも皆と同様に森田くんを見ていまして。