ウソでしょう!?
何もしてないじゃないですか。
ちょっと、水槽を組み立てていただけで。
体力的に疲れたのは水をお風呂場からここまで運んだ私です。
『――…じゃあ、私帰ります。』
「はしまき食べてから帰れば?」
『あ……そっか。』
金魚に夢中ですっかり忘れちゃってました。
部屋を出ていくキングの後を、私も続きます。
部屋を出る直前に、もう一度振り返って見てみた金魚は、ひらひらと泳いでいました。
長い間窮屈にさせてしまったけれど、元気そうで一安心。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…