『……はい。』 提案することをこうも次々と否定されてしまえば買いたい物も無くなってしまうもので。 『……。』 もう、何が欲しいのか思い付きません。 「無いの?」 無いわけではありません。否定されてるから無くなってしまったんですよ。 仕方なく頷けば、キングは私を一瞥した後周りを見渡します。 「こっち、」 『え、』 急に方向を変えて歩きだしたキング。 はぐれないようにでしょうけれど掴まれた腕が少し痛いです。