空の色



「ごめん、本当に引っかかるとは思わなくて」


素直に謝られた。


「でも挨拶されたら自分のするのが常識でしょ?」


それぐらいやれや、と目で訴えられて



「.....おはよう」



たまらなくなって答えたあたし。



「できんじゃん、ちゃんと」



そう言って笑った顔がとっても綺麗だなって思った。



それから何故か愛美に絡まれるようになって



いつの間にか親友になっていた。