「時間だよ~真」


 いつまでも執拗に自分の身体に触れる俺の手を払う厚保也。


 俺の方が年上だけど…


 厚保也の方が大人びていた。


 妙にクールで…何もかも…悟ったかのような瞳。


 「俺の方が…大人として冷静にならないといけないのに…ダメだな~」


 「今の真が俺はスキだよ~」


 「!?」