厚保也に触れると俺が俺で無くなるかのように…


 すべてが狂ってしまう。


 何もかも投げ出したいほどに…


 自分の地位や名誉なんてクソくらいだと感じるほどに…


 限られた時間と空間の中でーー


 俺は厚保也に愛を囁き、繋がりを求める。