俺はスーツの上に白衣を着込む。 厚保也は夏服の制服を着込んだ。 雨上がりの不快な湿りを帯びた空気が開いた窓から流れ込む。 白衣と制服姿で抱き合う。 触れ合うとまた…別れが惜しくなるのに…… 俺たちはキスまで交わす。 何度も離しては…唇を重ねて…唇だけでは物足りなく…舌を絡めた。 心臓の鼓動が高鳴り… また…身体が疼く……