手紙


西田麻友へ

君は学年で1番かわいいと思う
面と向かって告白したかったけど
笹河に知られたら怖くてできなかった
ごめんなさい。

西田に告白した奴らは
必ずボロボロになって泣いた。
笹河にやられたらしい

理由はそれだけじゃない
俺は顔も勉強もスポーツもパッとしないから

西田がいじめられる前に
1度告白したよね
断られたけど。

その時から俺は自分に自信がなくなったし
以前より暗くなったと思う

でも諦めなかった。

あの時の西田の笑顔が忘れられないんだよ
もう1度、笑って欲しいんだよ

だから俺は
西田とすれ違うたびに
心の中で
「好き」って呟く

君は気づいているかな?
君のことだから
きっとお見通しだろうね

助けてあげたいけど
もう少し俺が強くなったら…


それまで待っていてください