「嘘じゃないよ」 「ウソだ」 「根拠はあるの?」 私は探るように 彼を睨みつけた。 が、彼はきょとんとした顔で 表情が読みとれない。 「杉辺しか見ていなかったのに どっから根拠を引っ張り出せるの?」 その言葉にカチンときた。