「えっ?いいですよ。大丈夫ですから」 なるべく先生と一緒にいたくない。 「なにが大丈夫だ。相当腫れてきてるぞ。それにもし骨に以上があったらどうするんだ?」 「大丈夫ですって。それより授業はいいんですか?まだ授業中ですよ」 「大丈夫だ。この時間に俺の授業はない」 とにかく早く行くぞと、先生は聡くんからあたしの体を抱き寄せ抱えた。