「あ…あぁぁーーー!!」 言葉にならない叫び声。ガタガタと止まらない体の震え。 頭がどうにかなって、狂いそう…。 「大丈夫!!大丈夫だ!!」 何度もそう叫び、きつくギュッと抱きしめる聡くんの腕の中で、あたしは意識を手放した。 「恵里佳?恵里佳!!」 ─────── ───── ──