先生と再会して2ヶ月が過ぎた。 あたしは、自分のことを覚えているか聞きたかったけど、聞く勇気が出なくて、ただ…見てるだけの日々が続いた。 そんなある日…。 学校からの帰り道。 あたしは、目の前の光景に絶望した。 「うそ…なんで…?」 そう力無く呟いたあたしの目の前。 オレンジの夕焼けが綺麗な空の下の川沿いの河原で 大好きなあの人は、あたしの…大好きなお姉ちゃんとキスしていた。