めぐみが股間に顔を寄せてきた。熱い吐息を吹き付けてくる。
白色の木綿のパンツには口紅がくっつき、熱気に満ちた湿り気を帯びていく。

吐息が震えている。ブラウスに包まれた乳房が大きく前後に揺れ、そのたびに、ブラジャーとともに乳房のなだらかなすそ野が桓間みえる。

「本当にここで変なことしても、大丈夫かしら。見つかったら、私達、会社にいられなくなっちゃうわ」

めぐみは心配げな表情で呟いた。かといって止める気配はない。
潤んだ瞳は妖しく輝いている。興奮しているために溜まる唾液を何度も飲み込む。

「平気だって。役員室に用事があって来たとしても屋上に続くこの階段までは絶対に来ないと思うよ」

「怖いわ、わたし」

「だったら、なおのこと、早く」
光一は腰を突き出した。ズボンをずらした窮屈な状態のままにもかかわらず、陰茎の芯に脈動が走る。
パンツの中で勢いよく跳ねる。陰茎はめぐみの生温かい