***** 「ん……?」 瞼を開けると、見知らぬ天井が目に入った。 ここ…どこなの? あたしは、重い身体を起こした。 「目が覚めた?」 ベッドの横で、金澤くんが心配そうに聞いてきた。 「金澤くん…。あたし…なんで…?ここどこ?」 「ここは、保健室だよ!…良かった…目が覚めて。」 金澤くんは、ホッと一安心したようだ。