カランカラン~

「おー龍斗お帰りー」

「……。おい、座ってまってろ。」

なんか怖いし、
ふかふかの待合席に座って大人しく待つことにしよ。

「ねぇー。龍斗なんで怒ってんの?」

「えーと……」
私は龍斗さん?が怒っている理由であろうことをざっと説明した。

「ほー。なるほどねー。ところで名前は?」

「心です。」

「心ちゃんかー。俺は雅人。よろしくね、心ちゃん★」

「おい。行くぞ。」

えっ、まだ怒ってるの…
隣に居る雅人さんに助けの視線を送るが、にっこり笑って手を振ってる。
もぉー怖いよぉ。