「先生、笑いすぎです!」
「悪い悪い!」
「まだ笑ってる…」
「うっし!もう大丈夫♪
早くプリントやれーっ!」
「話脱線させたの先生でしょ?!」
「そうだっけ?」
「そうです!」
「まぁ、いいから」
「………まぁいいです」
そう言って、目の前のプリントとにらめっこしていた。
「素直でいいじゃないか!」
「また邪魔するんですか?!」
教室には、先生と二人…で、いつになく和やかな空気が流れていた。
この時、私は酷いことをしていたんだよね?
ごめんね?
不安にさせてたんだよね?
無神経、だったね…?
「あ、もうそろそろいいぞ?」


