「本当?」
「嘘言ってどうすんだよ!
んじゃ、今日から、する?」
「うん…って言いたいところなんだけどさ、もしかしたら今日も放課後、あるかも…」
「まだやってんだ?」
「うん…中々終わらせてくれないみたいでさっ」
「ま、マキ次第だし?…ってか、んじゃ、終わったら家来て?」
「分かったっ、ありがとー♪」
「どういたしまして!んじゃ、教室戻るわ!」
「んっまた後でねー」
果たして和也が勉強出来るのかよく分かんないけど、1人より2人って言うから、別にいっか♪
と、思っていた私が一番バカだった。と思う。
「今日は…どうしたい?」
授業も終わって、後は和也の家に行くだけ。
今日の学習はあるのか、と担任に問うと、思わぬ反応。
「帰りたいです!」