「…もう、ホテル戻ろうかと思うんだけどな」


「やーだっ!!」


「…ってわけで一緒でもいいか?」

翔くんを苦笑いで見た後、私たちを見る。


「いいですよ♪

って、別にいいよね?」


華が皆に訊く。


"いいよ"と皆が頷き、観覧車へと行く。




「ねーマキっ!何か食べない?」


歩きながら華が問う。


「いいねっ♪てか、お昼ごはんまだだしね」


「…そういや、そうだなっ」

和也の賛同も得て、良くんも先生も賛成した。
…翔くんは歩き疲れたのか、先生の腕の中でグッスリ。


そして、近くのレストランに入る。
レストランと言っても、ファミレスみたいな?


「…何食べる?」