美香ちゃんはそのまま行ってしまい、私は置いてかれた・・・。


 私はベンチに座りなおし美香ちゃんが最後に行ったことを思い出してた。

 それからちょっとして、さすがに暑くなって、私も帰る事にした。

 でもここまで美香ちゃんに引っ張られてきた私は駅までの道が分からなくなっていた・・・。


 私はもといた場所に戻れば駅まで行けると思い、自力で昼に回っていた雑貨屋に戻ろうとした。

 でも全然それらしい場所には行けなくて、私は余計に迷った。

 それにここら辺は来た事がなかったから迷った私は、駅に行く事も自分がさっきいた所に戻る事もできなくなっていた。


 私は泣きそうになって今いる場所に座り込んだ・・・。