『諦め切れて無いじゃんっ!』 美香は突き飛ばされてまだ床に座り込んだままなのに、さっきまで私の声しかしなかった部屋には、美香の怒鳴り声が響いていた・・・。 『それに、春は今も辛そう・・・』 『このままだと、どうにもならない・・・』 『晃さんに会いに行こうよ・・・』 「ゔぅ・・」 涙をこらえながら私は美香に頷き続けた・・・。 泣くことで精一杯だったあの時の私は気がつかなかったけど、美香はずっと私よりも私の事を分かってくれてきた。 美香がいてくれて良かった。 今、何よりもそう思う・・・。