と、突然、ドアが開く。




「え」



「うわっっ!」



「きゃっ…」



うそお…



ミライのお母さんが立っていた。



うわあ…見られちゃったよ…



「あらあら♪邪魔してごめんね。はいはいお弁当」



おばさんはにこにこしてミライにお弁当を渡すと、エレベーターのドアを閉めた。