幼なじみ〜ミュウとミライ〜

「あ!謝らないでよ!!責めてるんじゃないの。オレ自身の問題だから」



ミライが慌ててフォローする。



「いつまでも内に籠もるオレに、母さんの鉄拳が振り下ろされたんだ」



そう言ってミライが笑う。



「今度はあんたがミュウちゃんを支える番だよ!ミュウちゃんを守れるくらい強くなりなさい!!」



ミライが懐かしそうに左の頬を撫でる。



「初めての平手打ち、目が覚めたよ」