幼なじみ〜ミュウとミライ〜

「何だよ、あいつ…」



そう言いながら、ミライは脇にカバンを挟むとあたしのゴミ袋を奪い取った。



「あ、大丈夫だよ」



「いいのいいの、エレベーターのボタン押して?」



ミライがにこりと微笑む。



まだ…



少しだけ、顔が赤い。