幼なじみ〜ミュウとミライ〜

何もかも知っているかのような瞳。



あの日のことが蘇る。



「オレの前では、いつも強い振りしてくれてたから」







「オレが…オレが弱かったから、オレのせいなんだけど。今は違うから、オレ、ミュウちゃんのこと守りたいから、守れるから」



あたしの胸がドクン、ドクンと大きく音を立てる。



あたしは目をそらした。