そして一人の男が無線を手にして何やら話している。


「ターゲット確保しました。はい。・・・はい。

了解しました」


「離してよ!!!」


凛が声を上げる。


「それは無理だな・・・お前は売られたんだ」


と男は言った。


売られた??


状況が呑み込めない凛。


「お前・・・顔も良いだろ??だから1000万で買ったの!!」


それって人身売買だよね・・・。


そして一人の男が凛に一通の手紙を渡した。


「凛へ。


ごっめんね~~★★こんな生活、母さん嫌なの☆

だからぁ凛チャンを売るナイスアイディアを思いついたんだ~!!

そんな酷い所じゃ無い見たいだからガンバッテね☆

じゃぁお母さんは旅に出ます★てへッ


アディユ~~★」


あ、ありえない・・・。


お母さん本当に私を売りましたよ・・・。


「ククッ酷い母親だな!!」


この人たちも笑ってるし・・・。


私ってどうなるんですか??