「もう!!あんたは!!!!凛、困らせるのもいい加減になさい!!

かわいそうな凛・・・。大丈夫??」


彼女も副会長の紫藤 美魅(ミカドウ ミミ)


そして私の大親友。


「うっさいわ!!馬鹿ミミ!!」


「誰が!!!馬鹿よ!!!!ふざけんじゃないわよッこのタコ!!」


いつもの口論・・・。


「誰がタコや!!ほな、凛チャンお先にな!!」


そう言って笑いながら戎は走って行ってしまった。


「あッッ!!待ちなさいよ!!じゃぁ凛、後でね!!」


美魅も走って行った。


何だかんだで仲が良いよねあの二人は・・・。


さぁ行かなきゃ!!


教室に入るとまだ二人は口論を繰り返していた。


私のクラス・・・それは特Aクラス。


学年も関係なく頭脳で選ばれた者が集うクラスです。


この高校は4年まであって全体でこのクラスは20人前後です。


そしてその隣のクラスには特Sクラスがあって学力共に家柄が良い人が入るクラスがあります。


そして、そのどちらでも無い人は普通科に通う訳です。


「凛・・・おはよう・・・・」


そう声をかけて来たのは叶 翼。