ドカと鈍い音がした。

「アリス…暴力は…いかんき…」

「私に近づかないで」

一方、サニー達はと言うと

「さようなら…ジャック」

「帰って来るのを待ってる」

「帰れないって知ってるくせに…」

「アリスは…何か違うものを持ってる。
メリック達と交渉できるかもしれない。」

「ジャック…私」

「浮気は許さないから」

何なのこのふたり。

「あー…いいから!チューしたいならすればいいから」

「そ、そんなんじゃ…ないから」

「サニー…」

ジャックはサニーのおでこにキスをした。

「これだからリア充は…」

「アリスさんだけですよ」

「何が…?」

「非リア充」

「ログだって…」

「わしには坂本竜馬先生がおるきに」

「はぁ…?」

「アリスさん…」

サッと膝まづくジャック。

「先日の無礼をお許し下さい、サニーを頼みます」

「何でわしに言わんがか」

そりゃ自分の妹だからね。
自分で守りたい…と思うよね。

「ログは心配なんで」