甘い時間をください。




「逃げなくて良かった」


「なっ…逃げないよっ」


また普通に喋れてホッとするのもつかの間、


「昨日のは二人だけの秘密だぞ」


悠哉は人差し指を唇に当てて怪しく笑った。

昨日のキスがフラッシュバックした。

あたし、心臓スッゴいばくばくだよ。


「うん…」


とは言ったものの麻衣には言っちゃったしなぁ


と思いながら困惑するあたし。