いつも何かあったらすぐに麻衣にメールをするけど、今日は送る気にもならない。


「明日学校で話そ…」


あたしはつぶやいてゆっくり目を閉じた。



―でもその夜、なかなか眠れない美咲であったのは言うまでもない。