甘い時間をください。



あたしを焦りが襲う。


すると悠哉があたしにジリジリと近付いてきた。


あたしは悠哉の目が怖くて反らしてしまう。


とうとうフェンス越しに追いやられてしまって、あたしたちの距離はあと30センチというところになってしまった。


「…ゆうや?」


悠哉の両手があたしの頭の横のフェンスにかかり、あたしは身動きできない状態になってしまった。