階段を下りると
そこは玄関やリビングに
通じている廊下なのですが、

私はさっそく鏡のある
リビングの方へと向かいました。

確か部屋は真っ暗なはずなのに
不思議なことに私にはテーブルや

その他の物たちが
はっきりと手に取るかのように見え、

私はその部屋の中を
物にぶつかることなく

通り抜け大きな鏡の前まで来ると、
恐る恐る鏡の中を覗き込んでみました。