また、その星たちと言うと
最初はぼんやりとして見えるのですが、

私が目を凝らして
見詰めれば見詰めるほど

くっきりとその輪郭を顕にして
青や薄いオレンジ色等に染まり、

空を埋め尽くし
空一面を明るく照らし出す程の

数え切れない無数の星たちとなり、
その中には多くの星雲たちも見え、

銀河も姿を現してくるのです。


 その光景に私はしばらく時を忘れて
うっとりしていました。