それと同時に
尾骶骨の辺りから

強烈な快感を伴った
強く光るエネルギーのようなものが

背骨の中を首の辺りまで
凄い勢いで立ち昇って来ては、

私の背骨を貫いて行くのです。


 そのエネルギーは
私の胸を強い力で掴み上げては

背骨を強引に海老反りに
反り返させるのです。

それはまるで
私の猫背を矯正するかのように、

波のように何度も何度も
押し寄せて来るのでした。