私はその毛ガニに似た
余りの不気味な姿形に

気味悪くなり目を閉じてしまうと
やがてその光景は消え失せ、

私はそのまま眠りに就いたのです。


それは私が初めて見た映像で忘れ難く、
私は翌朝家族にその話しすると

家族はただ単に
「その蟹をとって食べれば良かったのにぃ」
と言うだけでした。