きっとその時の
私を見た人々の目には、

虚ろに暗く
自ら光を発することのない惑星の様な、

或いは回りの光をただひたすら引き寄せては
吸い込んでしまうブラックホールの存在の様に

私の姿が映ったに違いありません。


或いは全然無視される
存在だったのかも知れません。


しかし路を行く人々の放つ
綺麗でしかも色々に輝く

明るい光を眺めているのは
暫しの間とはいえ

私の心を和ませてくれ、

ひと時の息抜きの時間で
あった様に感じます。