ついに、
嗚咽をもらしながら
なきはじめた。

朔は自己に責任を感じているのか
あの顔のまま私を見つめる。

その顔が私をいっそう
苦しませることもしらずに。




こんな感覚は
こんな感情は
感じたことがない。



未知の感覚

未知の感情