「ごめん。どうしても、真心の気持ちが知りたくて、俺、わざと夜電話かけなくしたり、デートの時もキャラを変えてた。それで真心の反応を知りたかった。でも、真心は電話のことは何一つ言わないし、デートの時も平気な態度しか取ってなかった」
電話の時だって、デートの時だって、あたしは動揺したし、不安だった。
でも、それを押し殺した。
アンタのためだと思って・・・。
「それで、汐見に言われたんだ。“野球がいけないのよ”って。野球さえなくなれば、毎日真心に会えるし、カッコよくもなれる。それで真心に釣り合う男に」
一飛の言葉はそこで途切れ、部屋中に鋭い音が響き渡った。
あたしは涙をこらえながら、鈍い痛みのする手を握りしめた。
「真心・・・・・?」
状況が呑み込めていない一飛にあたしは更に眉間に皺をよせる。
「今の一飛は中学の時以上にヘタレよ」
「えっ?」
「誰が、土だらけは嫌って言った?誰が坊主が嫌って言った?誰がむさ苦しいのが嫌って言った?誰が、誰が・・・うぅっ・・・誰が、野球バカが嫌いって言ったのよ!!」
電話の時だって、デートの時だって、あたしは動揺したし、不安だった。
でも、それを押し殺した。
アンタのためだと思って・・・。
「それで、汐見に言われたんだ。“野球がいけないのよ”って。野球さえなくなれば、毎日真心に会えるし、カッコよくもなれる。それで真心に釣り合う男に」
一飛の言葉はそこで途切れ、部屋中に鋭い音が響き渡った。
あたしは涙をこらえながら、鈍い痛みのする手を握りしめた。
「真心・・・・・?」
状況が呑み込めていない一飛にあたしは更に眉間に皺をよせる。
「今の一飛は中学の時以上にヘタレよ」
「えっ?」
「誰が、土だらけは嫌って言った?誰が坊主が嫌って言った?誰がむさ苦しいのが嫌って言った?誰が、誰が・・・うぅっ・・・誰が、野球バカが嫌いって言ったのよ!!」

