かなりテンパってる私は、 「そそそ、そうかな??」 と、ひっくりかえった声で言った。 「紗季、顔真っ赤だょ?」 ぇ゙ッ!!! "紗季"と呼ばれたコトと"バレた"というコトで思考がついていけない。 私は手を止め、 顔を真っ赤にしながらうつむく。