３歳になったわたし。
三年保育の幼稚園に、年少から入園した。
制服が可愛くてお気に入りだったのを覚えてる。
入園式にはママと二人で参加したらしい。
入園式を終えて、初めて迎えのバスで幼稚園に通うとき。
ママと離れるのが嫌で一時的にわんわん泣いてたのを、今でも思い出す。
だけど幼稚園はすぐ大好きになった。
友達も沢山出来た。
初恋も幼稚園だった。
わたしは新しい遊びを考えるのが得意だった。
それは誰も思い付かないような遊び。
そのお陰で、よく先生に褒めて貰ってたりもした。
だからなのか、わたしの周りにはいつも沢山友達が居て。
いつも笑ってた記憶しかない。
今考えると。
一番楽しかったのは幼稚園なんじゃないかと思う。
それくらい周りにちやほやしてもらっていた。
そんなわたしも満更じゃなかった。
それが嬉しかった。
調子に乗ってたのかもしれない。
そんなある日の夜。
それはいきなりやってきた。
