1〜2年生になって、
喘息の発作は相変わらず起きていたものの、
入院には至らなかった。




3〜4年生の担任は、
「石川先生」と言って、
見た目から一言で言うと、
「優しそうなおじさん」

その見た目の通り、
本当に優しくて、
大袈裟に言うと、
金八先生みたいな感じだ。



3年生に上がって、
クラスも変わって、
不安だったけど、
幼稚園のときからの友達も居たりして、
すぐに馴染めたし、
友達も出来た。



放課後の遊び。
みたいなものを覚えて、
よく体育館の裏で、
男子も女子も、
馬鹿みたいに集まって遊んだ。




3年生から、
肺を鍛えるために、
スイミングスクールに、
通いはじめたけと、
やっぱり発作は起きるもので、
相変わらず深夜救急でかかったり、
学校を休んで吸入や、
点滴を受けに行っていた。




3年生後半。

それは恐ろしく、
思い出したくない記憶として、
いや、傷として残ってる。