「や、やばい!!」
私は高校一年生の鈴宮婪。
ただいま、遅刻寸前です!!
初日早々遅刻はなんとしても避けたい…。
(…あれ?)
そこには、私が通ってる高校の制服を着た男子がいた。
(どうしたんだろう?)
不思議に思っていると、彼が私にきづいた。
「ねぇ、君ってもしかして、うちの高校?」
「は、はい。そうですけど…。」