どれくらい大地の腕の中で泣いていただろう…

だいぶ落ち着いてきた。

大地「何があったか話して?」

杏「うん…………。」

それから学校であったことを全部話した。
大地はずっと背中をさすってくれてた。

大地「そっか…。辛かったよな。」

杏「もう大丈夫だよ。」

大地「本当に大丈夫?辛いときは俺に頼れよ。」

杏「うん。ありがとう!」

大地「今日は遅いから早く寝よう。」

杏「うん。」

私は大地に抱きしめられたまま眠りに落ちた…