「ああああああのさ、今日何の日か知ってる?」 緊張しすぎて声が震えてしまった。 もう、俺ダメすぎる…。 「え?今日ー…?ゴメン、わかんないや。誕生日?じゃないよね?」 ど忘れしているのか? 今焦っているからなのか? どちらか定かではないが、彼女は本気で今日が何の日かわからないようだ。 俺は一度深呼吸し、落ち着いてから一言告げた。 「今日は…ホワイトデー。」