「いました」


お肉をみているようですが、カゴの中が異様に多い気がします。



「お兄ちゃん」


「ああ、どうした?」


「何時ものドレッシングがなかったのですが、どうしますか?」


「あー、じゃあ新しいのにしてみるか」


「わかりました。希望はありますか?」


「とりあえず和風じゃないのがいいかな」


「ではイタリアンはどうでしょうか?」


「それにしよう」


「ではとってきますね…お菓子はそんなに買わないですよ」


「うっ…いいじゃないか少しぐらい」


「カゴのほとんどは少しと言いません。戻してきてください。お菓子は3つまでです」


「横暴だ!!俺は兄だぞ!!」


「ダメなものはダメです」


「かくなる上は梨香がみてないうちに会計をしてしまうしかないな…」


「本人の前で言ってしまってる時点でだめではないですか。あと財布は私が持っているので無理ですよ」


「そうだったー」



まさか本当にお菓子を入れているとは。
まあ、戻しに行きましたからよしとしましょう…?



「これはカードがメインだからお菓子に入らないよな?」


「残念ですが入ります」


「なんでだー」



…本当に小学生のようです。