「りんごの事でね・・・あのね・・・りんごはね凄く重い病気なの・・・・病院の先生がね・・りんごの病気は治らないって・・・・・」

僕は椅子から立ち上がり

「そんなの嘘だ!!だって・・あの鼻髭先生が・・良くなるって言ったんだ!」

でも、お母さんは・・

僕の目を見て首を横に振るだけだった・・・。

僕は台所を飛び出し・・

自分の部屋のベットに行き布団をかぶり泣いたんだ・・・。

沢山・・・泣いたんだ・・。