-------
--------------.....
夕方勤務があると言う田崎さんに遠慮して俺達は珈琲をご馳走になり直ぐに帰った
何だかモヤモヤした気持ちでファミレスで食事を取っていると
「ねー智くん、どうして田崎さんは放っておけって言ったのかな」
「うーん 正直俺もわからない けれど、あの人は何かをわかっているんだと思う」
「えーそうかな 少し冷たいなって思っちゃったよ?」
「………いや、あの人はそういう人じゃないんだ
以前俺が凄く辛い時、恥ずかしい話だけど親より俺を心配してくれて
助けてくれた事があったんだ」
「そうなんだ……」
「あぁ だから俺は素直に田崎さんの言った事
信じてみようと思うんだ」
「ふーん………」
食事しながら今回の目的が果たせなくて予定が狂ってしまった
この後どうしようか迷いながらレジに向かうと目の前のカップルがモタモタしていてイラツイタ
見た目OLと学生のカップル
会計はOLがしていて……
学生は複雑な顔をして出口付近に立っている
レジを済ませたOLが学生の元に駆け寄り外に出ていく後ろ姿に
省吾と瞳ちゃんの姿が重なった
--------------.....
夕方勤務があると言う田崎さんに遠慮して俺達は珈琲をご馳走になり直ぐに帰った
何だかモヤモヤした気持ちでファミレスで食事を取っていると
「ねー智くん、どうして田崎さんは放っておけって言ったのかな」
「うーん 正直俺もわからない けれど、あの人は何かをわかっているんだと思う」
「えーそうかな 少し冷たいなって思っちゃったよ?」
「………いや、あの人はそういう人じゃないんだ
以前俺が凄く辛い時、恥ずかしい話だけど親より俺を心配してくれて
助けてくれた事があったんだ」
「そうなんだ……」
「あぁ だから俺は素直に田崎さんの言った事
信じてみようと思うんだ」
「ふーん………」
食事しながら今回の目的が果たせなくて予定が狂ってしまった
この後どうしようか迷いながらレジに向かうと目の前のカップルがモタモタしていてイラツイタ
見た目OLと学生のカップル
会計はOLがしていて……
学生は複雑な顔をして出口付近に立っている
レジを済ませたOLが学生の元に駆け寄り外に出ていく後ろ姿に
省吾と瞳ちゃんの姿が重なった

